「ヒンデミットの誕生日」

2025年11月16日(日) 20:00開演

山田剛史

ピアノ




入場料金:3000円



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〔会場〕
カフェ・モンタージュ ≫ 地図
京都市中京区五丁目239-1(柳馬場通夷川東入ル)
TEL:075-744-1070


【プログラム】


P.ヒンデミット:
ルードゥス・トナリス (1942)
1. Praeludium
2. Fuga prima
3. Interludium
4. Fuga secunda
5. Interludium
6. Fuga tertia
7. Interludium
8. Fuga quarta
9. Interludium
10. Fuga quinta
11. Interludium
12. Fuga sexta
13. Interludium
14. Fuga septima
15. Interludium
16. Fuga octava
17. Interludium
18. Fuga nona
19. Interludium
20. Fuga decima
21. Interludium
22. Fuga undecima
23. Interludium
24. Fuga duodecima
25. Postludium





終りのない、ガラス玉の遊戯

ルードゥス・トナリス=音の遊び、あるいは調性の遊戯と題されたこの長大な作品は、天才ヒンデミットが最後に書いたピアノの為の音楽となりました。
1940年にアメリカに亡命し、イエール大学の教授として担当する全ての生徒に自著「作曲の手引き」に基づいた音楽理論の課題を与え続けていた時期のこと、その理論が結実したもののひとつとして三声のフーガの連作を書く計画を立てました。
はじめはバッハの平均律曲集のような作品を念頭においていたとのことですが、ヒンデミットの理論における大きなテーマの一つであった旋法と調性のダイナミックな拡大を全面に張り巡らし、和声の重力感、浮遊感の演出が次から次へと繰り出される25からなる作品集へと発展したのがこのルードゥス・トナリスです。(演奏時間:およそ1時間)
理屈そのものには触れなくても、瑞々しい抒情に溢れた旋律の数々と、各楽章で音楽が生き物のようにリアルタイムに変容して行く様を目の当たりにする得も言われぬ楽しみと喜びを、是非実演にて実感していただきたいと思っています。

無限の世界を体現し、数ある20世紀のピアノ作品の中でも傑作の呼び声が特に高い、傑作ルードゥス・トナリスをヒンデミットの130回目の誕生日の夜に全曲お聴き頂きます。大変貴重な機会ですので是非聴きにいらしてください!


― カフェ・モンタージュ 高田伸也

Live Streaming

ライブ音声配信

・最高峰の機材を使用した高音質配信です
・公演から1週間後までアーカイブ視聴可
*映像はございません

料金:1000円