新内志賀

新内研進派三代目家元

大石彩未

時代劇俳優



公演日時:
2026年11月28日(土) 20:00開演
2026年11月29日(日) 18:00開演



入場料金:
両日とも 4000円



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〔会場〕
カフェ・モンタージュ ≫ 地図
京都市中京区五丁目239-1(柳馬場通夷川東入ル)
TEL:075-744-1070


立体新内公演
「寛永行幸〜美の架け橋〜」


〈上演演目〉

作者不詳・江戸期:
古典新内「初日の松」


新内志賀作:
「美の架け橋」- 初演


寛永行幸四百年祭 連携事業

〈共催〉
新内研進派伝統芸振興会
カフェ・モンタージュ

語りを越えて、浄瑠璃の世界へ

400年前の京都。
戦乱の世が終わっても、幕府と朝廷の間には、なお緊張が続いていました。

天皇の妻として、時代の表舞台に立った女性・徳川和子。
天皇に愛されながらも、宮中を追われ、わが子と引き離された女性・およつ。

同じ時代に生きた二人の女性は、時のうねりの中で、涙と決意を胸に抱いていました。

元和6年(1620年)、後水尾天皇のもとへ徳川秀忠の娘、和子が入内。朝廷に対する優位を示すため、江戸幕府が打診した縁談でした。
しかし様々な軋轢があり、実現までには長い歳月を要しました。なかでも大きな障害となったのが「およつ御寮人事件」。
天皇の寵妃・女官のおよつが、すでに帝との間に子を成していたことが大問題となり、公武の間に一触即発の緊張が走ったのです。
およつは幕府の圧力で宮中を追われ、愛娘・梅宮と引き離され、のちに出家しました。

そして迎えた、太平の世の行方が委ねられた世紀の祭典「寛永行幸」。
その華やかな舞台の裏では、およつの想いを帝と和子に届けようと、当代随一の文化人たち、寛永文化の仕掛け人たちが奔走していました。
天才たちが総力を挙げた「美の力」は、その後長く続いた平和な時代の幕を開けてゆきます。

語られることのなかった女たちの想いと、史実に基づいたフィクションの人間ドラマです。

・・・・・

今回の上演では、時代劇俳優の大石彩未さんと共に、「立体新内」という新しい上演形式にて新内節をお届けします。
私は三味線を弾きつつ物語を語り、大石さんには、およつ、和子、文智女王(幼名・梅宮)を演じわけていただきます。
およつは京都の公家の御所言葉、和子は武家の関東の言葉による演技、そこに舞踊による所作も加わることで、物語が立体的に浮かび上がります。
新内節の新しい形、ぜひ多くの方にお届け出来ますよう、皆様のご来場をお待ちしております。


― 新内志賀



立体新内とは・・・

新内浄瑠璃と三味線の弾語り × 演劇による舞台公演。

古来の新内節は、三味線と語りのみで上演される「素浄瑠璃」です。
【立体新内】は、これに身体表現や演劇的要素を加えることで、物語を立体的に描き出すことを目的とした独自の上演形式です。

新内研進派三代目家元・新内志賀と、時代劇俳優・大石彩未が、物語を表現するひとつの新しい形をお届けいたします。

伝統の「聴く芝居」が、「観て、聴いて、味わう芝居」へ。
ぜひ劇場にて、その世界をご体感ください。



およつ御寮人事件とは・・・

元和4年(1618)、後水尾天皇の女官・四辻与津子(およつ)が皇子を産みました。当時、将軍・秀忠の娘・和子の入内が進められており、秀忠は激怒。天皇の側近の公家6名を処罰しました。憤った天皇は譲位を考えましたが、幕府の圧力は強く、与津子は宮中を追われ、ほどなく出家したといわれます。和子は元和6年(1620)に入内しました。