MONTAGE+
「秘密結社とモーツァルト」
2025年3月23日(日) 20:00開演
【内容】
"フリーメーソン入会前夜のモーツァルト"
W.A.モーツァルト:
弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K.428 (1783)
Allegro ma non troppo
Andante con moto
Menuetto
Allegro vivace
2025年3月23日(日) 20:00開演
2001年より続く名物企画、「プロジェクトQ」をご存知でしょうか?
東京クヮルテットの原田幸一郎さんの主導で、世界の名奏者を招いてのマスタークラスとその成果としてのコンサートまで、若い世代の弦楽四重奏団を発掘、育成する目的で毎年開催されています。今をときめくクァルテット・インテグラもこの企画に参加していた当時から、知る人ぞ知る存在となっていたとのことです。
今回、モーツァルトを聴かせてくださる"ルシェリア・クァルテット"はチェロの上森祥平さんから「是非聴いていただきたい」とご紹介を頂きました。メンバー二人(1st ヴァイオリンとチェロ)はまだ高校生という大変前途有望な若き弦楽四重奏団で、「プロジェクトQ」には昨年と今年に2年連続での参加となるそうです。
モーツァルトの名高い"ハイドン・セット"、その中で最もミステリアスな存在である第16番の弦楽四重奏曲は、特にモーツァルトがフリーメイソンに入会してからは"特別な調"として機能することになる変ホ長調で書かれています。
ウィーンのフリーメイソン会員に囲まれながら、まだ正式には入会していなかった時期に作曲された、いかにも暗号めいた展開を見せるこの弦楽四重奏曲 第16番に焦点をあてる1時間です。皆様、是非ご参加ください!
― カフェ・モンタージュ 高田伸也