「ストリング Unstopped - D 」

2025年6月20日(金) 19:00開演

山本裕康

チェロ

諸田由里子

ピアノ






入場料金:3000円


《残席僅少》ご予約はこちら


〔会場〕
カフェ・モンタージュ ≫ 地図
京都市中京区五丁目239-1(柳馬場通夷川東入ル)
TEL:075-744-1070


【プログラム】


D.ショスタコーヴィチ:
チェロソナタ ニ短調 op.34 (1934) より
Allegro non troppo

J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008 より
Prelude

C.ドビュッシー:
チェロソナタ (1915)
Prologue
Sérénade
Finale

M.ブルッフ:
コル・二ドライ op.47 (1880)

F.メンデルスゾーン:
チェロソナタ 第2番 ニ長調 op.58 (1843) より
Allegro assai vivace

L.vベートーヴェン:
チェロソナタ 第5番 ニ長調 Op.102-2 (1815)
Allegro con brio
Adagio con molto sentimento d'affetto
Allegro


あなたにはどの"D"?

学術誌『IJMS』International Journal of Molecular Sciencesに掲載された論文には、モーツァルトのK.448のDの響きが腸のバリア機能の強化、腸内免疫の促進、善玉菌の増加をもたらす可能性があると書かれているそうです。

それにしてもD durとd mollは名曲の宝庫。
バイオリンで言えばシベリウス、チャイコフスキー、ベートーヴェン、ブラームスのバイオリン協奏曲はみんなD絡み。
チェロのソナタではベートーヴェンの5番、ショスターコービッチ、メンデルスゾーンの2番、ドビュッシー、フォーレの1番、テレマン、ロカテッリ等々に無伴奏の曲を言うならバッハはは2番と6番がin D、レーガーの2番、イザイ、カサドと徳川埋蔵金よりも豪華絢爛。
余談ですが、あのドボルザークのチェロ協奏曲はロ短調ですが、最初はニ短調で書き始めてそれをやめてロ短調に書き直しています。
弦楽器の開放弦の核としてDの音を基調とすれば楽器は自然に鳴りますからその調性を書きたくなるのは作曲家としては当然かも知れません。一方、古典派までは「神」はラテン語で「Deus」と言うことからDは神の頭文字の「調性」として使われたのではとも言われています。

ともあれ楽器の鳴り具合を判断して頂き、皆様のお腹の調子の向上を目的としたプログラムをお楽しみ頂けたらと思います。
そして今回もこのようなわがままなプログラムを許してくださるカフェ・モンタージュの高田さんには感謝しかありません。


― 山本裕康

Live Streaming

ライブ音声配信

・最高峰の機材を使用した高音質配信です
・公演から1週間後までアーカイブ視聴可
*映像はございません

料金:1000円