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2026年1月14日(水) 19:30開演
佐藤卓史さんによるシューベルト語り尽しの会。
今回のテーマは「終着地点としてのソナタ」
シューベルトの晩年の3つのピアノソナタ全12楽章の中で、おそらく天国とは違う方向に一番振れ幅の大きな楽章は、イ長調ソナタの緩徐楽章ではないでしょうか。
緩やかな舞曲のような、軽やかな葬送行進曲のような、、
「テンペスト」ソナタの規格外の展開部をさらに大幅に拡大したかのような中間部、嬰ヘ短調という調性によるそれへの暗示など、オルフェウスの冥界下りをも想起させる圧倒的な展開はピアノソナタというジャンルを超えて聴く者を異世界へと導きます。
佐藤卓史さんのシューベルト・シリーズにいよいよ登場する大ソナタ。その解き明かしや作品への思いなど、尽きない話を聞き、語り合う一夜です。
終演後には恒例の「プンシュの会」も開催予定。皆様、是非ご参加ください!