「ソナタ A」

2026年2月19日(木) 19:00開演

佐藤卓史

ピアノ




入場料金:4000円



【予約満席】


〔会場〕
カフェ・モンタージュ ≫ 地図
京都市中京区五丁目239-1(柳馬場通夷川東入ル)
TEL:075-744-1070


【プログラム】


F.シューベルト:
ピアノソナタ 第4番 イ短調 D537
Allegro ma non troppo
Allegretto quasi Andantino
Allegro vivace

ピアノソナタ 第13番 イ長調 D664
Allegro moderato
Andante
Allegro

ピアノソナタ 第20番 イ長調 D959
Allegro
Andantino
Scherzo
Rondo




《終演後》スペシャル・レセプション開催!


3つの「イ調」ソナタをめぐる旅

シューベルトの全曲シリーズも終盤に差し掛かり、ピアノ・ソナタはコンプリートに近づいてきました。
今回は個人的に思い出深い2つの「イ長調」ソナタを中心としたプログラムです。

D664の「小イ長調」は中学生のときにコンクールの課題曲として出会い、その勉強の過程でたくさんの歌曲を知り、シューベルトの世界に耽溺するきっかけとなった1曲です。その経験がなければ今頃シューベルトなど弾いていなかったかもしれません。まさに歌曲のような旋律美に溢れた作品です。
D959の「大イ長調」は2007年のシューベルト国際コンクールのセミファイナルで演奏した曲です。当時このような大規模なソナタに取り組んだことがなく、まとまりがつかず途方に暮れていたのですが、次第にこの「長い旅」にどのように寄り添っていけばよいのかがわかってきました。ひとつの目的地に向かって一直線に進んでいくのではなく、いくつも寄り道をしながら、その都度小さなハプニングに見舞われるような漫ろな旅です。
D959の終楽章のロンドの主題は、20歳のときに完成したソナタD537(ピアノ・ソナタとしては最初の完成作)の緩徐楽章から採られています。今回はこのイ短調ソナタもあわせて、シューベルトの11年に及ぶピアノ・ソナタへの挑戦の軌跡をたどる一夜です。


― 佐藤卓史