これからどちらに向かうのか、
新しい風をカフェ・モンタージュにプラスする。


新企画シリーズ「モンタージュ・プラス」が始まります。

いま、カフェ・モンタージュに足りないものがあるとすれば、それは何だろう…?
充実した公演が続いている中ですが、未来の舞台づくりに向けて、何か抜け落ちているものがあるのではないかという焦りのような気持ちが常にありました。

思い当ることがふたつありました。
ひとつは、いまだ知らない若い世代の音楽家による公演。
もうひとつは、公演をより楽しむための公演。

見知らぬ若い世代の人達による公演。
これはカフェ・モンタージュが貸会場をしていないということもあると思うのですが、なかなか若い世代の方とお知り合いになる機会がなく、実現が難しいと思っていたことでした。現在の音楽シーンを牽引している中堅も巨匠も昔は若者であった。「これからの舞台」について考える時に、若者という視野がどうしても必要になってくると思うのです。

そして、公演をより楽しむための企画。
例えば、トークに焦点をあてるような公演が時々あってもいいのではないかということを常々思っていました。眼の前の舞台をひとつの完成したものとして、一期一会の勝負を日々挑み続けている中で、その舞台が成立するまでの道のりをお客様とシェアしたいという気持ちがここ数年で高まってきました。

若い音楽家主体の公演に加えて、レクチャー主体の公演という二つの柱を中心に、これまでカフェ・モンタージュでは実現できなかった舞台をプラスして、カフェ・モンタージュをよりたくさんの方々に訪れていただける場所にしていきたいと思っています。

これまでとこれからの十字街、いまの地点から一歩を踏み出すというコンセプトで「モンタージュ・プラス」と名付けました。
原点に戻って入場料金2000円、月に一回の開催を目指します。

「カフェ・モンタージュでの1時間」もさらに充実した内容を目指して、皆様のご来場をお待ちしております。

カフェ・モンタージュのこれからにプラス!どうかご注目頂けますと幸いです。


カフェ・モンタージュ 高田伸也