Cafe Montage

「香りに導かれる音楽」がテーマの新企画。

2022年2月19日(土) 20:00開演

長富彩 piano


M.ラヴェル：
・夜のガスパール
・亡き王女のためのパヴァーヌ
・高雅で感傷的なワルツ


≫「夜を聞く」コンサートとは

　開場時間：19:30
　開演時間：20:00
　定員：40名

Aya Nagatomi New CD "Gaspard de la Nuit"
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詩と音楽と香りは、いずれも「聞く」ものである。
歌曲において「詩と音楽」が所を同じにしているように、「音楽と香り」もまた、互いの語りえぬものを補完する関係であるかも知れない。しかし、どのようにして…？
「彼は良い香りの音楽を作り、私たちはそこで息を大きく吸い込む」と作曲家セヴラックを評したのは、ほかならぬクロード・ドビュッシーであった。
そのような考えが、ただ頭を横ぎって、いつものように消えていった。

ある日、カフェ・モンタージュにメッセージが届いた。
「はじめまして、La Nuitと申します。クラシック音楽をテーマとした香水を作っておりまして、ラヴェル『夜のガスパール』の香水を発売いたしました。『夜のガスパール』の演奏会を開催できないかと検討しております。カフェ・モンタージュ様で、開催させていただきたくご連絡いたしました・・・」
・・・私はこの手の不意打ちに弱い。いや、そうでもないかも知れないけれど、いきなりといえばいきなりすぎるこのメッセージが、スパムでないとすれば（まずそれを疑った）、何かの契機ではないかと感じて、一体どういうわけかと返信をした。
「京都に行くので、話がしたい」
・・・どうやら実在の人物であるらしかった。私はとにかくそのメッセージの主が何者なのか、何を考えているのか、話を聞いてみたくなった。
「では来週に」と、いうことに手早く話はまとまった。

続きはこちら →「ラ・ニュイとの遭遇」



　　　　　　　　　　　　　　　　　　カフェ・モンタージュ　高田伸也