もう一度、タネーエフ

ところでタネーエフというのは、セルゲイ・タネーエフのことだ。

1855年生まれ チャイコフスキーに師事して大変に気に入られた彼は、1875年に音楽院を卒業すると今度はモスクワ大学に行った。そこで彼はネクラーソフの親友でドストエフスキーの論敵であったシチェドリンやツルゲーネフと知り合った。

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